異国で暮らす
大阪で生まれ育った私がたまの休みにどこかへ出かけるとするとお隣の京都、奈良、兵庫です。電車で1時間ほどで大阪とは全く異なる景観の場所へ出かけることができ、異なるグルメも味わうことができます。
コロナが流行り出してからは行くことはできていないですが、また自由に人の行き来ができるようになれば真っ先に遊びにいきたいのは兵庫の神戸です。
ありふれた表現かもしれませんが、神戸はまぎれもなく異国情緒あふれる港町。大阪で育った人は一度は小学校や中学校の遠足で神戸を訪れたことがあるのではないでしょうか。私も子供頃から何度も何度も神戸に点在する異人館巡りをしました。
幕末に開港され、最初に神戸に降り立った外国人はこぞって海の見える高台に屋敷を建てたといいます。飛行機のない時代、異国に渡るということはとても勇気のいることだったはずです。次にいつ自国に残してきた家族や友人と会えるかわからない。手紙を書いてもいつ届くかわからない。きっと私たちには想像もつかないような寂しさを感じた人たちが多かったことでしょう。高台にお屋敷を建てることにより、毎日自国と繋がる海を見ることで癒されていたのかもしれませんね。
かくいう私も数年間ヨーロッパで暮らしていたことがあります。スイスで暮らしていましたが、まさに大阪からお隣の府県に遊びに行くような感覚でイタリアやフランス、ドイツ、オーストリアなど気軽に遊びに行っていました。行く先々で多くの友人ができました。ホテルの朝食時に仲良くなり一緒に行楽に出かけたり、夜は一緒にカジノに出かけたり。特にカジノは私にとってとてもエキサイティングな経験で、バカラルールやブラックジャックのルールを地元に暮らす人に教えてもらいました。バカラでは一度「絞り」の役割をさせてもらったこともあり、忘れられない思い出です。
日本にはカジノはまだないのでそれ以来ランドカジノでバカラを楽しむことはできていませんが、今は海外で運営されているオンラインカジノで臨場感たっぷりのバカラやブラックジャックを楽しむことができるので寂しくはありません。日本にも数年したらカジノができるそうですね。3つの都市にカジノを含む統合型リゾート(IR)がオープンされる予定。大阪が有力候補と言われているのは嬉しい限り。それまでにやはりオンラインでテキサスホールでもなどのポーカーの腕を磨いておきたいと思います。